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免疫力アップに役立つ食べ物7選

免疫力強化に役立つ食べ物

ごぼう

ごぼう

ごぼうは、多彩な食物繊維とオリゴ糖がおなかを健康に保ってくれる食材です。

 

水溶性、不溶性食物繊維の相乗効果で腸内環境を改善し、免疫力を高めてくれます。

 

ごぼうの食物繊維含有量は野菜のなかでもトップクラス。

 

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をともに多く含み、それぞれの相乗効果でより効率的に腸内環境を整えることができます。

 

さらにビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖も含んでいます。

 

うまみ成分や香り成分は皮に多いので、包丁で軽く皮をこそげるか、タワシで洗う程度にとどめましょう。

 

アクにはポリフェノールが含まれています。その抗酸化作用を生かすためにも、水にさらしすぎないようにしましょう。

きのこ

きのこ

きのこ類には免疫細胞を強化し、生活習慣病予防にも有用な成分が豊富に含まれています。

 

きのこ類には、食物繊維が多く含まれ、腸内の有害物資や余分なナトリウム、コレステロールなでを吸着して排泄してくれます。

 

きのこは、腸内環境を整えたり、肥満や生活習慣病の改善にも有用な食品です。

 

とくに、きのこ特有の食物繊維、β-グルカンいは、樹状細胞やNK細胞などの働きを活性化し、免役の誤作動を修正して、アレルギー症状を抑える働きも期待できます。

 

栄養成分やうまみは水に溶けやすいので、手早く洗うか、かたくしぼった濡れ布巾で汚れをふいて使いましょう。

海藻

昆布,わかめ

昆布やわかめなどの海藻類には、腸内環境の改善や便秘解消に役立つ食物繊維が豊富に含まれています。

 

水溶性の食物繊維が腸管粘膜をガード。

 

海藻類に多く含まれる食物繊維のアルギン酸やフコイダンは、粘り気があり、有害物質や余分なナトリウムやコレステロールを包み込んで排泄する働きがあります。

 

また、腸の粘膜にくっついて有害物質から保護し、腸内環境をクリーンにする役割も担っています。

 

海藻は、カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛、ヨウ素、β-グルカン、ビタミンK、ビタミンB群も含み、健康維持や生活習慣病の予防にも役立ちます。

 

低カロリーなので、副菜の一品として毎日食卓に加えたいものです。

こんにゃく

こんにゃくは、便の量を増やして、便秘を解消。腸内をきれいにしてくれます。

 

また、豊富な食物繊維が有害物質の吸収をガードしてくれます。

 

カロリーを気にせず食べることができ、生活習慣の改善にも役立ちます。

 

こんにゃく芋を精製して作られるこんにゃくは、腸の掃除役といわれるとおり、食物繊維が非常に多い食品です。

 

便の量を増やして蠕動運動を促し、便秘を解消して、腸内の有害物質やコレステロール、余分なナトリウムなどを吸着して素早く排泄してくれます。

 

また、こんにゃく芋には皮膚の保水性やバリア機能を保つセラミドが含まれ、アレルゲンの侵入を抑える作用があるといわれ、注目されています。

バナナ

バナナには、食物繊維とオリゴ糖が含まれており、腸をきれいにして免疫細胞を増やす作用もあります。

 

バナナに豊富に含まれる水溶性食物繊維のベクチンや善玉菌を増やすオリゴ糖は、便秘を解消し腸内環境を整えます。

 

また、余分なナトリウムを排出するカリウムや、抗酸化作用の高いポリフェノールも豊富に含んています。

 

より免疫力が高いのは、表面に黒い斑点(シュガースポット)の出た完熟したものといわれています。

 

また、バナナの皮をむくと出てくる白い筋は、バナナが成長する際に栄養素が通過する管で、食べると苦味があるのはポリフェノールが多いためだといわれています。

 

白い筋も取らずに食べましょう。

 

ヨーグルト

ヨーグルトは、免疫細胞が集合する腸の環境を良くし、樹状細胞を元気にしてくれます。

 

ヨーグルトに含まれる乳酸菌のパワーは善玉菌を優位に保ってくれます。

 

免役機能を高めるには、腸内環境を良くすることが不可欠です。

 

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やし、腸の蠕動運動を促して便秘を解消します。

 

ヨーグルトには、免疫細胞の原料になるタンパク質や、神経を鎮めるカルシウムも多く含まれています。

 

毎日食べ続けることで、免疫力を底上げする効果が期待できます。

 

さまざまな機能性を持つヨーグルトが開発されていますので、自分のタイプに合った乳酸菌を含むヨーグルトを選びましょう。

キムチ

キムチに含まれる豊富な食物繊維や乳酸菌が腸内環境を整えます。

 

さらに、カプサイシンが胃腸を元気にしてくれます。

 

キムチには乳酸菌が多く含まれ、腸内の善玉菌を増やします。

 

免疫細胞が集まっている腸が元気になることは、免役の健全な働きにも重要です。

 

キムチに含まれる唐辛子の辛み成分、カプサイシンは、代謝を高めて発汗や血行を促し、食欲増進、消化吸収力の向上にも役立ちます。

 

樹状細胞の大敵である冷えの改善効果も期待できます。

 

キムチは「発酵食品」の表示のあるものを選んでください。

 

つけ汁にはカロテン類や乳酸菌が多く含まれるので、汁も残さず食べてください。