ラブレ菌とは
2020年02月26日
学名 | Lactobacillus brevis |
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分類 | フィルミクテス門 |
形状 | 桿菌 |
ラブレ菌の特徴
ラブレ菌とは、京都生まれの岸田綱太郎博士が、京都の酸味のある漬物「すぐき漬け」から見つけた、植物由来の乳酸菌です。
「京都の男性は全国的に長寿」とのことから京都人が好む漬物を一つ一つ調べた末に発見されたのがラブレ菌です。
すぐき漬けは、塩分や酸味が強く、乳酸菌が生息するにはかなり過酷な環境です。
それにもかかわらず、ラブレ菌はそんななかでもずぶとく生き抜く力を持っています。
さらに、人の腸に届くための耐久力もとても優れていて、腸内で生き抜く力が強いことが確認されています。
ラブレ菌の特徴を一言でいうと、「京漬物から見つかったずぶとい菌」。
ラブレ菌の効果効能
ラブレ菌は、近年注目度の高い乳酸菌で、免疫力強化や便通改善、美肌効果も見込まれています。
またラブレ菌は腸内で、白血球の一種のリンパ球を刺激して、ウイルスやガン細胞の増産を抑える、インターフェロンを作らせます。
これがNK細胞を活性化して免疫を強化し、インフルエンザの感染リスクを低減してくれます。
ほか、一部の更年期症状(冷え、肩こり、腰痛など)の改善に効果があるとされています。