Bb-12株とは
2020年01月25日
別名 | ビフィズス菌Bb-12 |
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学名 | Bifidobacterium animalis subsp. lactis Bb-12 |
分類 | アクチノバクテリア門 |
形状 | 桿菌 |
Bb-12株の特徴
Bb-12株は、デンマークのクリスチャン・ハンセン社が保有し、日本をはじめ世界中で活用されている菌です。
Bb-12株は胃酸にたいへん強く、一般的なビフィズス菌がPH4yより低い酸性度では生きていけないのに比べ、このBb-12株はPH2という強酸性の環境下でも生存することができます。(中性値は7。数値は0に近いほど強い酸性。ちなみに胃酸のPHは1~2)。胃酸で死滅せずに腸に生きたまま届き、強く付着します。
Bb-12株の特徴を一言でいうと、「忍耐力では誰にも負けない菌」。
Bb-12株の効果効能
Bb-12株は腸への定着性が高いために、整腸作用があります。また、細菌などをとらえて消化・分解する食細胞「マクロファージ」を活性化します。マクロファージは、体に侵入してきたウイルスや有害菌、体内で発生したガン細胞や酸化脂質などの老廃物を食べてくれる免疫細胞です。
マクロファージの働きをよくすることで、アレルギー症状の抑制や感染症の感染リスクの低減、予防効果が期待できます。