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ストレスを感じにくくする方法

ストレスに対する感情や行動を記録する

ストレスというのは、自分個人というよりも周りの環境から受ける要因が大きいので簡単に解決するのは難しいわけですが、自分の「ストレス耐性」をあげる方法を知っていると、案外うまくいくこともあります。

 

ストレスは周囲の環境への自分のメンタルの反応です。そして、このメンタルの反応を多くの人は知っているようで知らないのです。というか、知らないことにしているのです。

 

それは、ストレスという心理構造は、自分自身のメンタルの反応を通じて自分自身を評価することで増幅されるからです。

 

例えば、職場の上司からパワハラにあった人がストレスを強く感じるのは、パワハラそれ自体に加えて、そのような上司の仕打ちに、自分がうまく対処しきれないという自分への無力感が追い打ちをかけています。そして、その自分の無力感を見ないようにしています。

 

そこで逆に、自分の様々な心理的な反応を客観的に見る訓練を常日頃から行うと、自分のメンタルの反応のクセや特徴や課題が見えてきて、ストレスを感じにくくすることができるようになります。

ストレス日記のススメ

具体的には、ストレスを感じた「出来事」「そのとき抱いた感情」「自分がとった行動」をノートに記録することが訓練になります。

 

その日一日に記憶している、ストレスを感じた出来事と自分の反応(抱いた感情・とった行動)の3つのことをどんどん記録します。

 

そして自分がストレスを感じた「パターンや自分の反応のクセ」を発見できた場合には、下にメモしておきます。

 

この記録を1ヶ月続けることだけで、いつの間にか無意識に自ら回避しているもの、自分が見たくないと思っている自分と、ちゃんと向き合えるようになります。

 

この「ストレス日記」を実践した弱虫のヒラキが太鼓判を押して保証、オススメできる「ストレス対処法」です。