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そもそも「冷え性」って何?

室温でも感じる寒気

「冷え症」とは、常温(室温)の状態で、20、30分の間、安静にしていて手先・足先が冷たいと感じる状態をいいます。(山口勝利 二見書房2002より抜粋)。

 

ですから、気温の低い屋外に出て「寒い!」と感じるのは普通の感覚で冷え性ではありません。

 

「冷え性」では「寒さ」にからだが過剰に反応し、体温が逃げないようにからだの表面部分を閉じた状態にしています。閉じる、というのは、からだの表面の温度を下げることです。この体表温度が高いほど外気の温度に熱を奪われやすくなるため、体表温度を下げて熱を奪われないように熱源である血流の勢いを抑えてしまうのです。

 

このようなことが起こる原因は二つのことが重なることによって生じるといわれています。

冷え性になる原因とキッカケ

「冷え性」は様々な心身の素因(貧血、自律神経失調、婦人科疾患、アレルギー等)があるところに、「強い寒さを体験する」という直接的誘引が引き金となって発症します。

 

弊社の女性スタッフで冷え性のAさんは、次のような「寒さ体験」を持っています。

 

2011年3月11日の東日本大震災の際に、薄着で外出したまま帰れなくなり、避難施設で夜を明かしました。それ以降、暖房のない室内では強い寒気を感じ、落ち着かなくなるようになったそうです。このような寒さ体験が典型的な「直接的誘引」です。

 

一方で、心身の素因というのは実にたくさんありまして、数え上げれば女性の10人中の9人は「冷え性」の素因を持っていることになります。これら冷え性になる要因を大きく二つに分けると「恒常性不活」(からだの基礎機能不全)と「ストレス」(心理的要因)ということになります。

弊社スタッフAさんの「冷え」対策

冷え性のスタッフAさんの冷え対策は、「3つの首」を温めることです。

 

頭を支える「首」、そして「手首」「足首」の3ヶ所は、全身の血流が細い部位を通過するので数多くの血管が密集しています。その部分を温めることにより、冷房の冷気から血流=全身の冷却を防ぎ、冷えから見を守ることができます。

 

これは古くからの知恵ですが、現代女性も自らの体感でこの教えを実践しておられる方々が少なくないようです。