Bifix(ビフィックス)とは
2020年07月16日
別名 | ビフィズス菌Bifix、ビフィズス菌GCL2505株 |
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学名 | Bifidobacterium animalis ssp. lactis GCL2505 |
分類 | アクチノバクテリア門 |
形状 | 桿菌 |
Bifix(ビフィックス)の特徴
Bifixは、江崎グリコ株式会社が健康な大人の腸から発見したビフィズス菌です。
胃酸に負けない強い菌で、生きたまま腸まで届き、さらにお腹の中で増殖します。
増殖スピードが早く、Bifix入のヨーグルトを昼食後に1回食べて、1週間後に菌の数を調べた実験では、10倍以上に増えたことがわかりました。
ヨーグルトなどで一度体に摂り入れると、Bifixはしばらく増殖し続けます。
そのため、毎日でなくても、数日おきに継続して摂取すればよいとされています。
Bifixの特徴を一言でいうと、「腸まで完走後も仕事をこなす菌」。
Bifix(ビフィックス)の効果効能
お腹の中のビフィズス菌は日々数が変化し、偏食、ストレス、加齢などの原因によって減ってしまいます。
Bifixは、ビフィズス菌がもつ、悪玉菌の増殖を抑制し、腸のバリア機能を高めて病原菌やウイルスなどから体を守る短鎖脂肪酸をつくる能力を高めます。
これによって、悪玉菌を抑え、腸の蠕動運動を促すため、便秘の予防・解消に効果があります。
また、短鎖脂肪酸がホルモンを刺激し、血糖値の上昇や脂肪の蓄積を抑えるため、メタボリックシンドローム対策にも有効だと考えられています。