B・ビフィダムY株とは
2020年01月25日
別名 | ビフィドバクテリアム、ビフィダムYIT10347 |
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学名 | Bifidobacterium bifidum YITI0347 |
分類 | アクチノバクテリア門 |
形状 | 桿菌 |
B・ビフィダムY株の特徴
B・ビフィダムY株は、ヤクルトが酸素に耐えられるように強化培養したビフィズス菌の一種です。
ストレス社会における胃粘膜を保護する菌として注目されています。
通常のビフィダス菌は、小腸~大腸で活躍するものが多いのですが、B・ビフィダムY株は胃でも活動してくれる珍しい菌です。
胃は、ストレスがかかると胃酸を多く分泌しますが、B・ビフィダムY株はストレスで上昇するコルチゾール濃度を低下させる働きがあります。
B・ビフィダムY株の特徴を一言でいうと、「胃酸から胃を強力にガードしてくれる菌」。
B・ビフィダムY株の効果効能
ピロリ菌対策に役立つ菌としては、LG21菌が有名ですが、このB・ビフィダムY株にもピロリ菌の活性を抑制する効果が確認されています。
また、B・ビフィダムY株は、胃の粘膜に吸着し胃壁を保護してくれます。
胃のもたれや痛みなど不快な症状が出る機能性消化管障害、慢性胃炎や神経性胃炎など、ストレスに由来する胃の不快感や痛み、むかつきなどの改善効果も、おおいに期待されています。