BB536株とは
2020年12月15日
別名 | ビフィズス菌BB536 |
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学名 | Bifidobacterium longum BB536 |
分類 | アクチノバクテリア門 |
形状 | 桿菌 |
ビフィズス菌BB536の特徴
BB536株は、1969年、森永乳業株式会社によって、健康な乳児から発見されたロングム菌です。
それまでビフィズス菌は熱、酸素、酸などに弱く、食品に加工することは困難でしたが、これを克服したのがこのBB536株です。
酸や酸素に強いため、製品の中での生菌率が高い菌ですので、生きたまま大腸に到達し、善玉菌を増やし、悪玉菌を追い出します。
BB536株は、現在では30カ国以上でヨーグルトや乳酸菌飲料、サプリメント、乳児用食品などに利用され、安全性の高さが認められています。
BB536株の特徴を一言でいうと、「安全で、多くの健康効果が期待できる菌」。
ビフィズス菌BB536の効果効能
BB536株は、酸素や酸に負けず、便秘や下痢を改善する整腸作用があります。
整腸作用以外に、免疫細胞を活性化させて、悪玉大腸菌のO-157やインフルエンザの感染予防など、数多くの機能が研究報告されています。
また、潰瘍性大腸炎の緩和作用、免疫細胞に働き、アレルギー症状緩和、大腸ガン予防、コレステロール低下、骨密度増強が期待できます。
ETBF菌という病原菌の除菌にも有効に働きます。