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鍋大国日本の鍋料理 その1

ちゃんこ鍋

ちゃんこ鍋は相撲部屋で食べられる鍋料理のことで、どんな鍋でも相撲部屋で食べる鍋料理はちゃんこ鍋になります。

 

鍋の味としては、ちり鍋風(水炊き)、寄せ鍋風(塩炊き)、鳥のスープ炊き、味噌炊きなど、主に4系統の味があるとされています。

 

相撲部屋では毎日のようにちゃんこ鍋を食べますが、具材や味付けは日毎に変わり、飽きることはないようです。

 

ちゃんこ鍋というとお相撲さんの体型が目に浮かび太るようなイメージがありますが、ちゃんこ鍋は栄養バランスのよい健康食です。

 

お相撲さんは強くなるために体重を増やすことが大事で、大量のご飯を鍋の汁でかきこむように食べ、昼寝をして体を大きくしているのです。鍋料理を食べるから太るわけではありません。

 

「ちゃんこ」の由来はいくつかありますが、相撲部屋ではお父ちゃん(親方)と子供たち(弟子の力士たち)がご飯を一緒に食べることから「ちゃんこ」と呼ばれるようになったという説が有力です。