B-3株とは
2020年01月25日
学名 | Bifidobacterium breve B-3 |
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分類 | アクチノバクテリア門 |
形状 | 桿菌 |
B-3株の特徴
B-3株は、森永乳業株式会社が健康な乳児から発見したビフィズス菌の一種で、内臓脂肪や体脂肪を減らしたり、コレステロール値を下げたりする作用に期待が集まっています。
高脂肪食を摂らせたマウスに、1日1億または10億個のB-3株を摂取させたところ、皮下脂肪、内臓脂肪ともに減少、人に対する臨床実験でも体重や体脂肪が減少したというデータがあります。また、マウスによる実験で、動脈硬化の改善も見られたという報告もあります。
B-3株の特徴を一言でいうと、「腸管バリアを守って、肥満を抑える菌」。
B-3株の効果効能
肥満の原因は、暴飲暴食や運動不足などだけでなく、高脂肪食によって腸管バリアが破壊され、細菌成分などの炎症物質が入り込んで、脂肪細胞のなかで慢性炎症が起こることです。
炎症によって肥大した脂肪細胞が蓄積することで肥満になります。
B-3株が健康な体づくりに貢献するのは、脂肪の蓄積を抑え、壊れた腸管のバリア機能を回復し、炎症の原因物質を侵入させない働きがあるからです。