免疫力アップに役立つ脂肪酸を含む食材
2021年09月07日
良質な脂肪酸で免疫細胞を守りましょう
毎日良質な脂肪酸を少しずつとって、樹状細胞を酸化から守りましょう。
しそ油・えごま油・亜麻仁油は、ともにシソ科植物の油で、α-リノレン酸というn-3系の脂肪酸が豊富に含まれています。
体内でEPAやDHAに変わり、アレルギー症状の緩和に役立ちます。
ただし、酸化しやすいので、生の状態で利用するとよいでしょう。
ドレッシングやヨーグルト、野菜ジュースに加えると手軽に摂取できます。
オリーブ油は一価不飽和脂肪酸のオレイン酸が豊富に含まれます。
酸化しにくく、過酸化脂質をつくりにくいので、加熱調理にもおすすめです。
良質な脂肪酸を含むおすすめ食材
ナッツ類
ナッツ類には、オレイン酸やリノール酸などの良質の脂質がたっぷり含まれています。
また、血圧降下に役立つカリウム、骨づくりに欠かせないカルシウムやマグネシウム、免疫細胞の酸化を防ぐビタミンE、粘膜や皮膚を守るビタミンB群、食物繊維、そして種々のポリフェノールなど、免疫力強化や動脈硬化の予防に役立つ成分も豊富です。
ナッツ類は、高エネルギー食品なので、毎日少しずつ継続して食べるのがコツです。
塩分や植物オイルを使っていないものを選び、開封したら早めに食べきるのがコツです。
アボカド
アボカドはビタミン、ミネラル、抗酸化物質が豊富な食材で、豊富に含まれるビタミンEと不飽和脂肪酸は血流改善効果を期待できます。
アボカドの特徴はビタミンEが豊富なことです。
ビタミンEは細胞の酸化を防ぎ、免役の働きをよくしてくれます。
また、豊富に含まれているオレイン酸やリノール酸は血流をよくして細胞を元気にしたり、冷えの改善に役立ちます。
このほか、余分なナトリウムや老廃物を排泄するカリウムや食物繊維が豊富なので、腸内環境の改善や、高血圧などの死活習慣病の予防・改善にも役立ちます。
空気に触れると変色するので、切ったらレモン汁か酢をかけるとよいでしょう。