LKM512株とは
2021年06月01日
別名 | ビフィズス菌LKM512 |
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学名 | Bifidobacterium animalis subsp. lactis LKM512 |
分類 | アクチノバクテリア門 |
形状 | 桿菌 |
LKM512株の特徴
LKM512株はメイトーをブランド名とする共同乳業が独自に研究しているビフィズス菌です。
LKM512株は、胃酸に強く、ダメージを受けることなく腸まで届き、大腸内で増殖します。
LKM512株はビフィズス菌のなかでも、とくに生命力が強いタフな菌で、摂取によって排便回数が増えて便秘が改善される、アトピー性皮膚炎のかゆみが和らぐなどの効果があります。
大腸内では、ポリアミンという物質を増やします。
ポリアミンはアミノ酸からつくられる善玉物質で、動脈硬化などさまざまな疾患を抑制する効果が期待されています。
また、初期の母乳にも含まれており、赤ちゃんの成長をサポートすると考えられています。
LKM512株の特徴を一言でいうと、「攻撃に負けず、腸内に到達する菌」。
LKM512株の役割
LKM512株は腸内で善玉物質のポリアミンが増える環境をつくり、細胞の再生能力を活発にします。
LKM512株が腸内で増殖させるポリアミンは、食べ物や微生物から発生する有害物質や炎症やアレルギーの原因となる物質の侵入を防ぎ、腸の老化を抑えて病気の予防に役立ちます。
つまり、大腸のバリア機能を高めて免疫力を強化するのです。
腸の老化を抑えて病気の予防に役立つLKM512株は、研究では健康長寿につながることも分かりました。