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ブログがリ・スタートします!

こんにちは、ヒラキタダシです。

2020年2月より「バランスアルファ」のWEBサイトを「ペットの健康課題」「人の健康課題」の二つの、別々のサイトに分けることになりました。これまでの「社長ブログ」は、「人の健康課題」サイトの中で、「ヒラキの中のヒラキたち」という名前に変えてリ・スタートします。

過去の「社長ブログ」の中身は、そのままアーカイブとして保存されます。

というわけでリ・スタートにあたってブログ名を改名した理由を説明しようかな。端的に行って「社長」という言葉と文字が嫌いだから、というのが一番の理由ですね。

ちなみに嫌いの理由は自分でもわかりません。ただその言葉を耳にしたり、見たりすると、耳も眼も背けたくなるという生理的な“嫌い”です。

じゃあどんな題名付けようかなと考えて、浮かんできたのが「私の中のわたしたち」という言葉。

 

私の中には複数の私が共存していて、環境が変わり、コミュニケーションの相手が変わり、直面する課題が変わるたびに、それぞれ異なった私が現れる、という実感をこう表現してみました。

例えば昔の記憶。小学2年生で初めて水に浮かぶことが出来た時の全能感を今でもありありと蘇らせることができます。

 

人前で裸を見られて恥ずかしさに悶絶した小学3年生の自分、恋していることを自覚した小学6年生の胸の苦しさ、大学合格発表の時に感じた解放感、大学4年の時の失恋の絶望感、みなその時の自分になって感情(の断片)を味わうことができます。記憶の回路に通電すると、その時の年代の自分が完全ではなくても瞬時に蘇ります。

 

映画を観て、小説を読んで、怒りや悲しみや喜びの感情が湧きたつことがあります。

その時自分は、知らぬ間に物語世界の内側に入り込み、物語世界で生きています。それは多くの場合自分の見知らぬ自分です。

我が国には古くから「人を見て法を説け」という格言がありますね。相手によって接するときの態度も言葉遣いも場合によっては結論だって、柔軟に変えるべきである、というなんともいい加減な教えです。でもこれが人間の実態ではないでしょうか。

 

「私の中のわたしたち」ということを考えるようになったのは、こだわりの強い人、○○でなくてはだめという人よりも、柔軟な人、あっそういう考え方もあるね、と自説にこだわらない人のほうが、「バランスアルファ」が効果がある、という事例をたくさん見てきたからでもあります

 

私たちやワンちゃん猫ちゃんのからだもまた様々な微生物たちとの共生体です。よそ者や異分子を排除し続けると、いつの間にか弱くなります。

いろいろなものを受け入れ、いつの間にか“私たちになって”共生できている、そんな生き方がいいなあと思ってブログ名を付けてみました。

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