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七十二候の昼餉

そら豆の莢ごとソテー

そら豆の莢ごとソテー

そら豆(莢ごと)

所要時間:15分

材料
そら豆

この侯について

第二十六候(芒種次候)6月11日~6月15日

腐草蛍(ふそう ほたるとなる)

旬の食材:そら豆

 

 

ヒラキのコメント

昆虫の中にはホタル以外にも発光するものがいます。オーストラリアの洞窟で生息するヒカリキノコバエは光で他の虫を集めて捕食します。またメキシコから南米にかけて生息するヒカリコメツキはシロアリの大きな巣に幼虫を生み、その幼虫が光でシロアリを集めて捕食します。ホタルの中には、他のホタルに偽て発光し、それにつられてやってきたそのホタルのメスを食べてしまうという、不埒なものもいるそうです(『昆虫はすごい』丸山宗利 2014より)

3年ほど前、「そら豆はさやの中で豆を包んでいる綿毛のようなモフモフが甘くておいしい」ということを教えてもらい、以後そら豆は茹でずに莢ごとフライパンでソテーして、中のモフモフをスプーンでさらってから、豆を食べるようになりました。

作り方

<そら豆の莢ごとソテー>

  • そら豆を莢ごとグリルで弱火で焼く
  • 両面の皮に焼き色が付いたら、取り出して莢を半分に割り、塩を軽く振って中のモフモフをスプーンですくって食べる