七十二候の昼餉
1月~2月が旬のしじみ汁と春菊の胡麻和え
所要時間:20分
- 材料
- 【シジミ汁】
シジミ
長ねぎ
糸みつば
白味噌
【春菊胡麻和え】
春菊
和え衣(白ごま、白だし、砂糖、塩)
(詳しい分量をお知りになりたい方は、弊社までお問い合わせください。)
この侯の名前
第六十八候(小寒次候)1月10日~1月14日
水泉動(しみずあたたかをふくむ)
旬の食材:シジミ、春菊
一年で最も冷え込む季節。
それでも地中ではゆっくりと泉水が融けて動き出すという候名。
これは早く溶け出してほしい、という人々の願いが込められているようです。
この候では1月11日が鏡開きです。年神様に備えたお下がりとして、
鏡餅を割ってぜんざいや雑煮で楽しみます。餅に力をもらう(力持ち)という江戸武家由来の風習です。
ヒラキのコメント
冷たい水で旨味が増す、1月~2月が旬の寒シジミを定番シジミ味噌汁で、春に開花する春菊は、若々しい1月~2月が旬。胡麻和えにして春の香を先取りしてみました。春菊は鍋に使う方が多いかもしれませんが、おひたしや和え物にすると独特の香りとほのかな苦みが野生を食べている気分にさせてくれます。まだ春の山菜が出る前の先駆けですね。
作り方
<しじみ汁>
- シジミは2時間ほど水に漬けて砂抜きする
- 長ネギは小口切り、糸三つ葉は4cmくらいに切っておく
- 鍋にシジミを入れ、水(カップ3)を入れて火にかける
- 泡が出てくるようになったら、火を弱めゆっくり貝が開くように加熱し、全部開いたあたりで蛍火に落とし、味噌を溶く
- 火を止めて長ネギと糸三つ葉を落として蓋をする
<春菊胡麻和え>
- 鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させ、春菊をさっと茹でる(1分半くらい)
- 水にとって素早く冷まし、水気を切って5cm長さに切りそろえる
- すり鉢に白ごまを入れてすり、和え衣の調味料を入れて混ぜ合わせる
- 春菊に絡めて完成