七十二候の昼餉
子供も大好きなたけのこご飯
所要時間:30分
- 材料
- 白米4合
たけのこ(700g)
鶏もも肉(250g)
油揚げ3枚
*調味料*
醤油、砂糖、酒、甘酒、ひしお(醤油麹)
この侯について
第八候(啓蟄次候)3月10日~3月14日
桃始笑(もも はじめてわらう)
旬の食材:たけのこ
桃のつぼみが開いて、花が咲いた様です。それを“笑う”という表現するのが、春のウキウキ感が伝わってきて何とも素敵です。桃は中国黄河上流部の山岳地帯の原産で、弥生時代に日本へ渡ってきて、種の残骸が日本各地の遺跡から出土しています。
ヒラキのコメント
早春のたけのこは、丸のまま購入して、米ぬかを入れて茹でます。そして穂先に近い柔らかい部分はさっぱりと若竹煮、真ん中は濃いめの出汁で土佐煮、根本の硬めのところはたけのこご飯にします。ヒラキのたけのこご飯は、具材の量が通常レシピの倍になり、タケノコの煮物にご飯が混じっているような炊き上がりです。味付けは砂糖の半分を甘酒に代え、醤油の半分をひしおに代えて煮込みます。甘さや塩気が引いて、代わりに旨味が増します。孫の大好物です。
作り方
<たけのこご飯>
- たけのこは前日に茹で、そのまま一晩置きます
- お米は水洗いし、粒立ちが良くなるようによく研いでから、水に漬けておきます
- たけのこの米ぬかをよく落として薄切りにして食べやすい大きさに切りそろえ、油揚げと鶏もも肉も小さく切っておきます
- 鍋にたけのこと油揚げを入れ、砂糖(大さじ3)醤油(大さじ3)甘酒(大さじ3)ひしお(大さじ2)酒(大さじ2)水(カップ3)を入れ煮立てます
- 沸騰したら中火にして10分ほど煮込みます
- 鶏もも肉を加え、肉に火が通ったら火を止めて、煮汁を分けます
- お米に煮汁と水を合わせてお米計量カップ4杯になるようにして普通のモードで炊きます
- 炊き上がったら具材を混ぜて出来上がり