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七十二候の昼餉

みょうがの甘酢漬け

みょうがの甘酢漬け

みょうが赤しそ

所要時間:10分

材料
みょうが(20個)
赤しそ酢(大さじ3)
酢漬け赤しそ(少々)
砂糖(大さじ4)
食酢(カップ3/4)

この侯について

第三十六候(大暑末候)8月2日~8月6日

大雨時行(おおあめ ときどきふる)

旬の食材:みょうが、赤しそ

 

ここで言う「大雨」とは夕立の集中豪雨なのか、台風のような長期の豪雨なのか判断付きかねますが、どちらもあったのでしょうね。梅雨迄の細かい纏わりつき、からだに浸みこんでくるような雨ではなく、大粒の打ち付けるような雨のイメージでしょうか。最近の我が国は、毎年この「大雨」が色々な形で「頻繁に」悪さをしていきます。困ったものですね。

ヒラキのコメント

この第三十六候をもって夏が終わり、同時に節分から始まった一年も半分が過ぎたことになります。この時点で現代の私たちの多くは、「何も実現しないうちにもう半年が過ぎてしまった」と後悔感を抱くのではないでしょうか。でも古の方々は夏の終わりに「今年も無事に夏を(半年を)乗り切ったと」と神仏に感謝したでしょうね。粛々と候を重ねていく暦は私たちとの時間意識の違いを浮き彫りにしてくれるような気がします。

今年は長梅雨の日照不足と、一転梅雨明けの猛暑で、野菜の生育が狂い、どの野菜も高値になりましたが、そんな中で安い価格で安定していたのがみょうがでした。ヒラキはみょうがが大好きなので、これ幸いと大量に買い入れ、長く保存できるように半割にして甘酢に漬け込みました。もちろん色よく仕上げるために使ったのは自家製赤しそ酢です。

作り方

<みょうがの甘酢漬け>

  • みょうがは半分に割る
  • 調味料を合わせておく
  • お湯を沸かし、沸騰したらみょうがを30秒くぐらせて、お湯を切り、熱いうちに調味料に入れる