七十二候の昼餉
25年ぶりに作る恵方巻
所要時間:40分以上
- 材料
- 酢飯(3合)
卵
干しシイタケ
干ぴょう
キュウリ
そぼろ
煮あなご
しめさば
甘エビ
マグロ赤身
いくら
大葉
のり
この侯の名前
第七十二候(大寒末候)1月30日~2月3日
鶏始乳(にわとり はじめてとやにつく)
旬の食材:卵
ニワトリが春の陽気を感じて、卵を産み始める時期(『暮らしを楽しむ開運七十二候』神宮館)。放し飼いされているニワトリはこの時期になると、明け方に卵を産むようになるそうです。この候が七十二候の最後で最終日は「節分」ですね。節分は季節の変わる前日のこと、だから立春・立夏・立秋・立冬と4回の節分があるのですが、なぜか立春の前日だけが「節分」という暦日として残っています。 ・節分に豆を撒くのは、季節の変わり目には「魔物」が出てくるからだそうです。なぜ豆かというと「魔滅」(まめつ)の音に通じるから、という語呂合わせ説があります。本当かなあ。
ヒラキのコメント
卵を使った料理で「節分」ですから、当たり前のように「恵方巻」を選びました。でも私の子ども時代には、恵方巻を食べる習慣なんてもちろんありませんでしたよ。関西で行われていた?風習がここ20年くらいの間に広がってきた、という感じですね。 実は太巻き寿司を作るのは25年ぶりです。巻き簾は母から受け継いだものがあり、かっぱ巻きや鉄火巻きを巻いたり、正月の昆布巻きや、牛肉のごぼう巻きなどに使っていたので、何とかなると高をくくっていたのですが・・・(涙)。最初のセッティングをミスして、具材が端に寄ってしまいました。
作り方
- 干しシイタケは水で2時間戻して、小鍋に入れ、戻し汁と砂糖・しょうゆ・みりんを加えて、汁けが無くなるまで中火で煮含める
- 干ぴょうは15cmくらいに切りそろえて、水洗いし、塩もみしてもう一度洗って塩分を落とし、水に漬けて戻す(15分くらい)。小鍋に干ぴょうを入れて戻し汁を入れ、砂糖を加えて煮含め、さらにしょうゆを入れて汁気がなくなるまで煮る。
- 卵をほぐして塩少々・砂糖を加え、フライパンにサラダ油を熱して、薄焼き卵にして、細切りにする
- 巻き簾に海苔を1枚半重ねて敷き、酢飯を上の端(巻いていって終わる方)を2cmくらい余るよう敷く。下半分に具材を並べ、手前から巻き込んでいく