七十二候の昼餉
見た目も可愛い桜えびカラカラご飯
所要時間:40分
- 材料
- 白米
桜えび
油揚げ
三つ葉
いりごま(白)
醤油
この侯について
第十一候(春分次候)3月25日~3月29日
桜始開(さくら はじめてひらく)
旬の食材:桜エビ
文字通り、その年の桜が初めて開花する頃。2020年は東京で3月14日、観測開始から最も早い開花宣言となりました。でも新型コロナウイルス禍でお花見自粛が要請されましたね。開花の早さと共に、忘れられない「桜始開」となりました。
ヒラキのコメント
桜エビは日本では駿河湾の深海部で生息しているものが漁獲対象です。桜の咲く3月後半に河口のプランクトンを食べに上がってきます。年に2回春と秋に漁期がありますが、旬はやはり春ですね。近年漁獲量が減少傾向で、その資源保護が議論されています。
作り方
<桜えびカラカラご飯>
- 白米は研いで30分浸水し、普通に炊く
- 桜エビをフライパンで乾煎りする
- 全体が白っぽくなり、カラカラになったら火を止める
- 油揚げは焼き網の上で両面に焼き色を付け、半分に切ってさらに小口から細かく刻んで醤油を振っておく
- 三つ葉は1cm刻みにしておく
- 炊き立てのごはんに桜エビ/油揚げ/三つ葉を混ぜ込み、いりごまをまぶす