七十二候の昼餉
初挑戦!ホタテ貝のポアレ
所要時間:20分
- 材料
- 生ホタテ貝柱(6個)
トマト(2個)
アスパラガス(2本)
イタリアンパセリ(少々)
にんにくみじん切り(大さじ1)
*調味料*
塩、こしょう、レモン汁、バター、オリーブオイル
この侯について
第九候(啓蟄末候)3月15日~3月19日
菜虫蝶化(なむし ちょうとなる)
旬の食材:ホタテ(貝柱)
まだモンシロチョウが飛び始めるには早すぎますが、冬を幼虫やさなぎで過ごした蝶は、暖かな日差しが続くと、3月中に羽化するものもいます。早春の蝶と言えば、里山ではギフチョウやコツバメがトップでしょうか。東京では、線路沿いにムラサキハナダイコン(紫色の菜花)が咲くと、それに合わせてスジグロチョウが飛び始めますね。今年は3月第二週に見かけました。まさに菜虫です。
ヒラキのコメント
ホタテはバターと相性が良いと思います。最近はバーベキューでホタテを殻ごと焼くのがよく食べられているようですが、このときもバター醤油+レモンをかけると、味わいが濃くなりますね。
「ホタテの旬は産卵をひかえる冬から春にかけて、特に三月が美味」(『日本の七十二候を楽しむ』(東方出版)。というわけで旬のホタテの美味しさをバターでくるんでシンプルに調理するポアレに挑戦。レシピは野村紘子さんの『消えないレセピ』(文化出版局2016)を参考にさせていただきました。
作り方
<ホタテ貝のポアレ>
- ホタテに塩、こしょうをまぶす。トマトをざく切りにする
- アスパラガスは固めに茹でておく
- フライパンにバターとオリーブオイルを入れて温め、ホタテを入れて強火で両面に焼き目を付ける。全体の色が変わったら器に盛る
- フライパンにさらにバターを足し、弱火でにんにくを炒める
- 色が変わったらトマトを入れて強火にする
- 全体に火が通ったら、塩コショウを振って火を止め、レモン汁を加えてホタテの上からかける
- 最後にイタリアンパセリをちらして完成