七十二候の昼餉
雉焼き丼ぶりのかば焼き風味
所要時間:20分(調理開始から)
- 材料
- 鶏胸肉
下味:しょうゆ、酒、ショウガ
たれ:酒、みりん、しょうゆ、砂糖、水
炒り卵:卵、砂糖、しょうゆ
三つ葉
のり
ご飯
粉さんしょう
(詳しく分量をお知りになりたい方は、弊社までお問い合わせください。)
この侯の名前
第六十九候(小寒末候)1月15日~1月19日
雉始雊(きじはじめてなく)
雉のオスがこの時期にメスを求めて泣き始めます。ケーンという高い声は東京の郊外でも聞くことができます。雉の恋の季節は3月まで続きます。(もちろん本物の雉ではなく、鶏の胸肉をあぶり焼きにしたものです。山椒の粉を振って、かば焼き風味に仕上げてみました。)
ヒラキのコメント
その昔勤めていた神田の会社の近くに、焼き鳥屋があって、ランチに旨い「雉焼き丼」を食べさせてくれました。大将が炭火でじっくり焼き上げる様を涎を垂らしながら眺めていました。WEB上のレシピでは、フライパンに油を敷いて照り焼きにするものが多いのですが、油を使わずグリルで炙り焼きにするほうが、鶏肉旨味が凝縮する気がします。
作り方
- 鶏胸肉はしょうゆと酒とおろしたショウガを揉みこんで1時間置く
- たれを分量の調味料を混ぜて作る
- 三つ葉は3cmに切りそろえ、のりは糸状に切りそろえる
- 卵に分量の調味料を溶き交ぜて、サラダ油を薄く引いたフライパンで焦がさないように箸で混ぜながら炒り卵を作る
- 鶏胸肉をグリルまたは魚網で、刷毛でたれを繰り返し塗りながら、両面に焦げ色が付くまで弱火でゆっくり焼く
- 肉の中まで加熱できるように、皿にのせて電子レンジで1分半ほど加熱する
- 加熱した肉を一口大に削ぎ切りして、粉さんしょうを振る
- どんぶりにご飯を盛り、残ったタレをかけ、粉さんしょうをふる。その上に炒り卵、鶏肉、三つ葉、のりの順番で載せて出来上がり